- 2025年 01月 11日 - 2025年 02月 16日
「斎藤清展」
小樽芸術村コレクションによる「斎藤清展」 ニセコ・有島記念館で開催
会期 2025年1月11日(土)~2月16日(日)※ 毎週月曜日休館(ただし休日の場合は翌日休)
会場 ニセコ・有島記念館 小展示室
開館時間 9:00~17:00(最終入場16:30)
入場料 一般500円、高校生以下と65歳以上のニセコ町民は無料
主催 有島記念館、公益財団法人似鳥文化財団
協力 渡部久子
【展覧会概要】
「雪におおわれ余計なものが取り去られ単純化された中に自然の美しさをかんじるのです。」――斎藤清
斎藤清は、1907年、福島県会津坂下町に生まれました。北海道とのゆかりも深く、少年期を夕張で過ごし、14歳で小樽へ奉公に出て働きながら絵を描き始めます。24歳の時、画家を志して上京。戦後、日本を代表する作家として国内外で高い評価を得て、日本の現代版画の国際的な地位向上にも大きな役割を果たしました。
本展では、小樽芸術村が収蔵する斎藤清作品の中から、斎藤がライフワークとして取り組んだ《会津の冬》シリーズを中心に、京都や鎌倉など古都に取材した作品や、猫の姿態をとらえた作品など、約30点をご紹介します。
なお、館内では、有島記念館が約1万点を所蔵するイラストレーター・藤倉英幸(1948-)の展覧会も同時開催。藤倉は、1990年代、斎藤の《会津の冬》シリーズに大きな影響を受けました。そして、洋紙によって余計なものをおおう「はり絵」技法を用いて、北海道の風景を描いてきました。北海道ゆかりの二人による日本各地の風景画を通じて「日本旅行」をお楽しみいただけましたら幸いです。
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